第一回 樹脂標本作成
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使用材料
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クリアアクリル樹脂 | 非常に透明度が高いので、水族館の水槽などに使われています。ネットで購入出来ます。 |
| アクリル板 | 模型の基底面に使います。これが無いと液体状の樹脂を注ぐ時標本を空中に浮かさなくてはなりません。
ハンズやホームセンターにも売ってますが、100均ので充分だと思います。 |
| アクリルカッター | アクリルを切るのに必要です。 |
| サンドペーパー | 布ペーパー、耐水ペーパーなど、粗いのから細かいのまで数種類、用意します。 |
| コンパウンド | 車用で良いでしょう。ペーパー研磨の後に使います。 |
| アクリルクリーナー | 仕上げの艶出しに使います。 |
| 瞬間接着剤 | 標本の固定に使います。 |
| 軽量カップ | 樹脂を注ぐ時に使います。ポリ製だと樹脂がくっつきにくいです。 |
| 周りを囲う物 | ワックス…ロウの一種の様です。
ハンズのアクセサリー作成材料のコーナーで見つけました。 プラスチック製は不可、剥がれなくなります。 |
 | まず、メインで使うアクリル樹脂ですが、今まで使っていた樹脂は若干薄い琥珀色になってしまうので、
今回新しい樹脂を買ってみました。
これを使った事が、今回のけちの付き始めかもしれません。
とりあえず話を進めます。この樹脂は1s3500円でネット購入した物です。
説明書によると重量比で本体1000に対して促進剤1〜3の割合との事です。
100g使うとして0.1g…値がちっちゃいです(^_^;)
容器に移して量っても、容器にくっついて逆さにしても1滴も垂れてきません(T_T)
そこで、促進剤の容器が目薬の容器の様に一滴ずつ入れるのに目を付け一滴の重さを量る事にしました。
一滴あたり0.03g、ほぼ3滴で0.1gですこれを基準に量を決めていこうと思います。 |
 | まず、アクリル板をクワガタより2周りほど大きくカットします。
上がアクリルカッター、左がホームセンター、右が100均の物です。 |
 | アクリル板に瞬間接着剤で固定します。完成です!o(^o^)o
ウソですσ(^-^;)でも、このまま100均で売っているディスプレーケースに 防虫剤・乾燥剤と入れれば乾燥標本の出来上がりです。
樹脂標本を迷っている方はとりあえず、このまま飾って置きましょう(^-^)
この時、各関節にも瞬間接着剤を流しておくと、
この後の作業でバラバラになる事故が少なくなります。
瞬間接着剤の主成分シアノアクリレートがなんかアクリルっぽいので(オイオイ)(^_^;)
後から流す樹脂と良く馴染み、境目が判らなくなります。
ただ、アクリルに亀裂が入る可能性が有るとの事なので(なった事は有りません)
最小限にしましょう。
本当は、この工程の前に脱脂という工程が必要なようです。
エタノールなどで表面の脂を取る作業です。
これをしないと標本から樹脂が剥がれ白くなってしまいます。やり忘れました(T_T)
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お詫びと訂正
以前使用していた樹脂が一般に出回っていなかった為、今回入手しやすい樹脂を使用したのですが、 両者があまりにも性質が違う為
今までの方法が通用しない事が判明しましたので、ここにお詫びと訂正させて頂きます。
一般に樹脂に昆虫を封入する場合、樹脂の中に入れても浮き上がってきてしまう昆虫を
樹脂が固まるまで定期的に沈めて、硬化を待つ方法を取るのですが、アクリル樹脂の場合
粘度が上がるまでに3〜6時間、硬化までに24時間以上かかる為、あまり現実的で無いと思い、
興味を持って下さった方が、もっと手軽に出来るようにと考え、
どうしても接着剤などで樹脂が固まるまでの間固定しておきたかったのです。
しかし、硬化時間が長い為、樹脂自体が溶剤として働き、アクリル板自体が溶かされてしまう事が判明しました。
その為、接着してもすぐに剥がれて来てしまうのです。
そんな訳で、現在、別の方法を検討中ですので、暫くお待ち下さいm(_ _)m
それまでの間、旧樹脂を使わせて頂く事になると思いますが、ご了承下さい。m(_ _)m
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こうすると失敗すると言う良い例として、あえて続きを書きたいと思います。
 | 牛乳パックで囲いをしを、ボンドでアクリル板と固定してみました。
アクリル樹脂の液50gに硬化剤を0.1g入れ硬化を待ちます。
因みに、これはスジクワ採集と同じ日に同じ場所で
地面でカラカラになっているところを採集(拾ったとも言う)しました。
プロ仕様は気にしないで下さい(^-^) |
 | 樹脂を注いでから数十分後の画像です。
アクリル板とボンドが解けてしまいました(T.T)
牛乳パックとアクリル板の継ぎ目から樹脂が漏れ
ご覧の様な状態です。
画像では分かり難いですが、表面を樹脂が一層幕の様に
コーティングした状態です。
これはこれで良いかとも思ったのですが
脱脂しなかったせいかこの樹脂も表面から浮き上がってしまいました。 |
 | 樹脂を注いだ後暫く置いた物を
裏から見た状態です。
モザイク状に見えるのはアクリル板に入った亀裂のせいです。
どうにか中のクワガタを取り出したいのですが… |
教訓及び注意事項
| 初めての材料は必ずテストしましょう。 |
シンナー・ベンジン・アルコール・酢酸エチルは樹脂を劣化させる可能性が有るので取り扱いに気をつけましょう。
特にアルコール・酢酸エチルは使う事が有るので充分揮発させましょう。
酢酸エチルはアクリル樹脂の溶解に使ったりしますので、短時間原液に接しただけで表面が曇ったりします。 |
http://kuwacarkoubou.hp.infoseek.co.jp/ このサイトはリンクフリーです。(C) 2003,kuwacar
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